兵庫県神戸市、西宮市

2018年06月12日


兵庫100山に戻る
兵庫100山』 鉢植えでアジサイを育てている関係もあり、アジサイの名勝地を尋ねる。
神戸市立森林植物園
  市街地から至近の六甲山地の一角に、自然を最大限に活用し、単なる見本園ではなく、
生きた植物本来の姿を樹林としてご覧いただける、総面積142.6haの広大な植物園です。
園内には、約1,200種(うち約500種は外国産)の木本植物を中心に、北アメリカ産樹林区、
ヨーロッパ産樹林区、アジア産樹林区、日本産樹林区(北日本区・照葉樹林区・日本針葉樹林区)といった原産地別に、自然生態を生かした樹林として植栽展示しています。
また「あじさい園」では、六甲山の幻の花といわれたシチダンカをはじめ、25種350品種、約5万株を収集して植栽し、国内有数のアジサイの名所としてお楽しみいただけるほか、
「しゃくなげ園」ではツクシシャクナゲ、ホソバシャクナゲなど、7種約4千株のシャクナゲやツツジをお楽しみいただけます。さらに秋には、ハナノキ、イロハモミジ、ハゼノキ、
メタセコイアなど38種約3千本もの色とりどりの紅葉がくりひろげる金襴をお楽しみいただけます。
神戸市立森林植物園
紅葉狩りでは2〜3度訪れたことのある森林公園はアジサイの名勝地でもあるらしいので、訪れてみたが、アジサイ園自体に華が無く、自分の趣味には合わなかった。
兵庫県立甲山植物園
園内にはこの時期に咲く花は無く、散策だけで終わったが、軽登山道の道標が沢山あったので楽なハイキングは出来そうであった。
 神戸市立森林植物園
兵庫県立甲山森林公園
梅雨の合間にアジサイを見たいと思い、六甲の森林植物園に出掛けて見る。
たまに紅葉狩りでは来ているが、アジサイを見に来るのは初めてである。
駐車場500円、入園料300円であるが、兵庫県在住で65歳以上でありば入場料は無料になる。
六甲山系
Road Map :西六甲ドライブウエイである県道16号線沿いの北区山田町にある。
Route Map:園内の散策道を適当に歩き廻る。

ツェンティクロス等の登山道からも入場出来るらしい。
兵庫県立甲山森林公園
 
ハイキングやバードウォッチングが楽しめる、自然豊かな森林公園です。
兵庫県立甲山森林公園は、「兵庫森林浴50選」や「日本の都市公園百選」にも選定された、
西宮のシンボル・甲山の麓に広がる森林公園です。広大な敷地の9割以上が樹木に覆われ、まちに近い場所で森林を満喫できます。散歩やジョギングを楽しめる舗装された園路のほか、子どもでも歩ける軽登山道があります。ハイキングやバードウォッチングに最適!春にはサクラ、秋には紅葉を楽しむこともできます。

六甲に来た序に我がふるさとにある甲山森林公園にも寄ってみた。
駐車場無料、入場料無料と流石に県立だけのことはある。
お花は何も咲いていなかったが、散策中に意外な所に出ることが出来た。
Road Map :西宮市街から甲山神呪寺の少し手前に無料駐車場が点在している。
Route Map:お花が咲いていなかったので園内は殆ど散策せず。
西宮のシンボル山、甲山の麓に広がる森林公園。
まずは水の綺麗な人口滝に癒される。
平日の火曜日なのに、何! この車の量は? どうせジジババばかりだろう。
ジジババが多いが、意外にも若い人も沢山散策していた。
アジサイの名勝地なのでアジサイの群生が見られたが、天気の影響もありアジサイの群生には華が無い。
同じく西洋アジサイの赤花。
詳細な種類は判らないが、大まかには西洋アジサイだろう。
これが幻の花と言われている ”シチダンカ”(七段花)らしい。
こんな貧相な花は自分では育てる気にはなれない。
この花、シーボルトが「日本植物誌」で紹介して以来、日本人のだれもがその実物を見た人がなく、”幻のアジサイ”とよばれて長い間さがしつづけられていました。ところが、たまたま六甲ケーブル西側で昭和34年(1959)に見つかりました。それはシーボルトが紹介して以来約130年ぶりになります。その間、この花は誰の目にもとまらず、まぼろしの花であったわけで、これが「幻の花」といわれる由来です。
公園ではカルミアの蕾を見ることが出来なかったので、
ネットから写真を拾ってきました。 誰でも見たくなる蕾の姿だと思います。
尾根道には ”カルミア”が沢山咲いていたが、既に終わり掛けていた。
これの蕾が見たかったのに・・・
尾根道から長谷池に下りて行く。
長谷池に下りて見ると、ジジババがたむろしていた。
しかも殆どのジジババが一眼レフカメラを構えていた。
最近、一眼レフがよく売れているらしいが、ジジババが貢献していたのか。
本気モードで写真を撮っている。 そんなに綺麗な写真を撮りたいならもっと天気の良い日に来なよ。
”アサザ”は花単品で見ても特異な花びらをしており、
綺麗な花である。
長谷池には一面に黄色い花 ”アサザ”が咲いていた。
我が住まいのある稲美町の野池でも保護されて育っている。
水辺に気根の様なものがニョキニョキ出ていたが、何の解説板も無かった。
帰宅してからネットで調べてみると本当に ”ラクウショウ”の気根だった。
長谷池のコイは相変わらずに元気に泳いでいた。
紅葉時には抜群の景観を見せてくれた ”モミジ”の木は、今は新緑が美しかった。
遊歩道のある橋の両側にはスイレンの花が咲き誇っていた。
左のスイレンの花より赤身が掛かっているが同じ種類なのかは判らない。
スイレンの綺麗な花であるが種類はまったく判らない。
長谷池で油を売ったが、本来のアジサイ見物に戻る。
お茶の甘茶がアジサイの一種だと初めて知る。
こんな色合いのアジサイが好きなのだが、種類名が判らない。
サクラ、ウメと違いアジサイの群生には華がない。
濃い目のグラディーションが掛かったアジサイ。
プランターに植えられていた真っ白のアジサイ。
ヤマアジサイの様なこれには ”スポットライト”の名前表示があった。
”マジカル・コーラル”と表示されていた淡いグラディーションのアジサイ。
車は通行止されたみどり橋を渡って公園に入って行く。
公園入口近くの道路沿いに4ヶ所程の無料駐車場があるが、
小さな駐車場ばかりなので、すぐに満車になってしまう様だ。
シンボルゾーンの方向に進んでみると正面に甲山が聳えていた。
花らしい花は無かったので、園内をブラブラと散策してみる。
前衛彫刻の作品が並び広い道の先には散策地図上で ”愛の像”書かれていた像が立っている広場に出た。子供の頃は甲山周辺を走り回って遊んだものであるが、その頃にはまだ、この公園は建設されていなかったのだ。 なのでここから見る甲山は初めて見る景観となる。
”展望台”への道標に従って登って行くと高台に大きな岩が転がっていて、ここを展望台と勘違いしてしまった。
高台を展望台と勘違いして、宝塚、尼崎の市街地を撮る。
しかし、今日は稀にみる見通しの良さでこんな風景を撮るには勿体ない見通しの良さである。
南の方向には北山公園のボルダリングエリヤに似た、大きな岩が点在していた。
高台の直ぐ下に設備として整った展望台があった。 見えている景観は同じであるが、見えているエリヤは広がった。
大阪湾の向こう、堺市周辺までも見えていたが、関空は特定出来なかった。
鳥瞰図と展望を照らし合わせて見ると、遠くの中央は ”金剛山”らしい。 恐るべしの見通しの良さだ。
東側に宝塚にある阪神競馬場、遠くに箕面の山々を見る。 小学生の野外活動なのか、ギャギャとうるさかった。